診療時間・診療について

診療科目

 内科・糖尿病内科

診療内容

診療内容

当院では糖尿病を中心に、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の診断・治療、風邪などの内科一般も診療しております。

また、日本内分泌学会認定教育施設で勤務していた経験を活かし、甲状腺疾患の診療も行っております。甲状腺ホルモンは院内で検査可能で、1時間程度で結果が出ます。

入院が必要と判断される場合、CT、MRIなど高度な検査が必要な場合、病状から他の専門科と並行して診療する必要がある場合は、近隣医療機関と連携して診療しております。

甲状腺の病気について

甲状腺は、からだ全体の新陳代謝を促進するホルモン(甲状腺ホルモン)を出すところで、いわゆる「喉ぼとけ」のすぐ下にある、重さ10~20g程度の小さな臓器です。
甲状腺の病気は、大雑把に以下のように分けられます。

  甲状腺機能亢進症:甲状腺ホルモンの分泌過剰によるバセドウ病 など

  甲状腺機能低下症:甲状腺ホルモンの分泌低下による橋本病 など

  炎症性疾患:亜急性甲状腺炎 など

  甲状腺腫瘍:単純性甲状腺腫などの良性腫瘍、甲状腺がん

甲状腺の異常は、症状があって見つかる方や、検診で甲状腺腫大を指摘され受診する方もいます。甲状腺の働きに異常がある方、甲状腺の働きには異常はないが内部にできもの(腫瘍)がある方、全く異常のない方までいろいろな方がいらっしゃいます。

また、コレステロールの異常を契機に甲状腺の病気が見つかる方もおりますので、検診などでコレステロール異常を言われた方は一度甲状腺機能を調べることをお勧めしております。

当院では、血液検査、必要に応じ甲状腺超音波検査を行い、異常の有無について確認させていただいております。
甲状腺ホルモンは院内で測定可能、甲状腺超音波検査は予約なしで検査可能ですので、気軽にご相談ください。

一般内科について

当院では、高血圧や脂質異常症などの生活習慣病をはじめ、風邪やインフルエンザ、胃腸炎などの一般内科も診察しております。

コレステロール(脂質)、肝機能、腎機能、一般検尿は院内で行っており、検査当日に結果をお伝えしております。概ね30分程度で結果がでます。

当院でできない検査(胃カメラや大腸カメラなど)を必要とする場合、症状が重く対応困難な場合は、基幹病院(帯広厚生病院、帯広協会病院など)を紹介させていただいております。

CT検査やMRI検査については、緊急のものでなければ、基幹病院で検査のみお願いすることができます(基幹病院の医師の診察は必要ありません)。検査結果は当院でお話しさせていただいております。

診療時間


診療時間

◆休診日:日曜・祝日

◆新患受付は診察終了1時間前まで

当院は予約制となっておりますので、
来院前に一度お電話でご連絡をいただきますとスムーズに診察が可能です。

診療方針

理念

1

患者さんの全身状態、社会背景、人生観を踏まえた治療を提案します

2

治療の継続をしやすい方針を立て、うまくいかなかった時でも気軽に相談のできる診療を目指します

3

病状、検査結果をわかりやすく説明し、患者さんの病気の理解の向上に努めます

糖尿病診療

 2型糖尿病をはじめ、1型糖尿病や妊娠糖尿病など種々の状況に関しても広く対応しております。日々の療養行動に対しての指導や栄養指導が必要、ないしご希望の患者さんについては、看護師、栄養士の協力のもと多角的に診療いたします。
 インスリンやGLP-1受容体作動薬といった注射剤、および自己血糖測定の指導も行っております。
 糖尿病の診断、治療効果の判定に用いる血糖値やHbA1cをはじめ、尿中微量アルブミンなどの糖尿病合併症に関連する項目も院内で検査可能ですので当日に結果をお伝えでき、治療方針の迅速な決定、修正が可能です。
 糖尿病の診断のために行うブドウ糖負荷試験も血液のインスリン濃度と併せて検査当日に結果をお知らせしますので、検査結果をより詳細に解釈して患者さんの生活習慣に反映させることができ、基幹病院と同レベルの対応が可能です。検診の血糖検査で軽度の異常を指摘された方も気楽に受診していただきたいと思います。

当日検査
当日検査

 当院では、糖尿病に限らず内科一般に関係する血液検査の多くを院内検査で行っております。血液検査の結果が同日に出ることによって診断や治療を速やかに行うことが可能です。治療効果および副作用の確認も検査と同日にできますので、きめ細やかな対応が可能になります。
 甲状腺ホルモンも院内で測定可能ですので、甲状腺機能異常の診断、治療中の方は治療効果を検査当日にお伝えすることができます。
 お子さんをお持ちの方など、何度も病院に来ることが大変な方は、検査結果を聞くためだけの受診が不要になります。

わかりやすい説明による病状の理解
わかりやすい説明による病状の理解

 どの病気にもあてはまることかもしれませんが、特に糖尿病は病気の性質上、ある程度病状が進行しないと身体の症状が出てこないこともあってか、病気のイメージがわきにくいところがあります。当院では、パンフレットや検査結果のグラフ化など患者さんが今の病状をわかりやすく理解し、日々の療養行動に反映させていただけるよう努めています。