当院からのお知らせ

眼科定期受診のススメ

2017/09/11
9月の院内掲示板には、糖尿病網膜症、コンビニの丼ものなど単品で糖質量の多い食べ物に関する話題を掲示しています。
今回は、紙幅の関係で糖尿病網膜症のお話をします。

糖尿病網膜症は長期間にわたる高血糖の持続により目の網膜(カメラではフィルムにあたります)に出血などの変化が出現します。
単純(軽症)、増殖前(中等症)、増殖網膜症(重症)の3段階で進行しますが、かなり進行しないと視力低下など目の症状が出現しないこともあるためか定期的な眼科の受診が途絶えてしまう患者さんが時折おり、気づいたら網膜症が出現、進行していることがあります。
また視力低下のため眼科を受診し、糖尿病網膜症を指摘され内科に紹介されるケースもあります。特に増殖前~増殖網膜症といった進行例の場合は、糖尿病の管理にも難渋する場合が多いです。
単純網膜症程度までであれば血糖値や血圧の管理で安定することが多いですが、進行すると網膜光凝固術など眼科的治療の適応になる場合があります、
 
糖尿病を診断された時点で網膜症があるかどうかはわからないため、診断されたら目の自覚症状の有無に関係なく眼科を受診していただいています。
 その際、糖尿病連携手帳や糖尿病眼手帳といった手帳を持参いただき眼科の先生に所見を記載いただくことで、内科と眼科の治療連携がスムーズにいくことが多いです。
 眼科の受診状況は適宜確認させていただいておりますが、自身の目は自身で守るという視点をお持ちいただけると、よりよいのではないかと思います。