当院からのお知らせ

糖尿病患者さんと骨粗鬆症

2018/01/15

今月は,院内のホワイトボードに骨粗鬆症の紹介をしております。

骨粗鬆症という病気の名前は聞いたことがある方が多いと思いますが、実際に骨密度検査をされている方は少ないようです。

「骨粗鬆症検診」は4070歳の方が5年ごとの節目(5で割り切れる年齢)に受けることのできる検診ですが、その検診受診率は北海道では2%以下といわれております。

骨密度は、年齢を重ねるごとに低下しやすく,また糖尿病患者さんは1型、2型糖尿病を問わず骨粗鬆症になりやすいとされています。

実際、わたくしが勤めておりました帯広厚生病院においては、大腿骨頸部骨折(寝たきりの原因になります)で入院される糖尿病患者さんが多く、その多くは75歳以上の高齢者の方でした.長期の入院,リハビリを必要とするだけでなく,このような患者さんの中には体力の低下,認知症を発症,進行するなど全身状態の悪化にもつながる場合があるため骨折の予防,骨粗鬆症の発見は重要なことと思います。

当院では、今のところ女性の糖尿病患者さんをメインに検査をしておりますが、検査された方の3-4割程度は骨密度の低い方がみられ、治療開始になる方もおられます。

 骨粗鬆症は骨折するまで症状が出ないと、患者さんには日々申し上げておりますが、老後への投資ということで、検査(必要に応じて治療)をすることをお勧めしております