当院からのお知らせ

糖尿病の診断とブドウ糖負荷試験に関して

2018/04/10

年度も変わり、会社の入社などで検診が行われることが多くなる時期と思います。

今回は、糖尿病の診断を中心にお話しさせていただきます。

検診(特定検診、人間ドックなど)で調べる糖尿病に関連した項目は血糖値(空腹時血糖が多い),HbA1cが代表的です.

糖尿病は,空腹時血糖≧126mg/dl,随時血糖ないし75gブドウ糖負荷試験2時間後血糖≧200mg/dlHbA1c6.5%,糖尿病網膜症の存在,高血糖症状(口が渇く,尿がたくさん出る,体重が減るなど)の組み合わせで診断されます.

 

糖尿病を指摘されても数年受診されない方がいるのですが、検診で二次検査を勧められるHbA1c5.6%から,6.5%未満に関しても数年放置されている方が多くみられます。

これらの方をHbA1cの数値だけで正常型、境界型(予備軍)、糖尿病型と診断することは難しいので、75gブドウ糖負荷試験という精密検査が診断に必要となります。

 

当院での状況を示しますが(本年3月時点),HbA1c 5%台の方でも負荷試験で糖尿病型と判定される方(下図の赤の部分)がおります。(もちろん、正常型の方もおります)

糖尿病は早期発見が極めて重要な病気ですので、健診結果を放置しないことが重要なのです。しかしながらHbA1cが軽度高値であっても正常に分類される方もおりますので、検査値のことで気になる方は気軽に受診ください。