当院からのお知らせ

高齢者の糖尿病について

2017/07/05
 去る6月30日午後、FM WINGさんのBG‘Sカフェというラジオ番組に出させていただきました。このような機会をいただきこの場を借りて御礼申し上げます。シニア向けの番組ということで、高齢者の糖尿病に関して簡単にお話しさせていただきました。

 糖尿病患者さんの増加が問題となっていることはご存知のことかと思いますが、60歳以上の方の6人に1人は糖尿病と言われております。

 高齢者の糖尿病患者さんの特徴として、体の複数の臓器に疾患を抱えられている方が多いこと、口の渇き、尿がたくさん出る、体重が減るなどの血糖値の高い症状が出にくいこと、逆に治療中の方では低血糖の症状が出にくい、などがあげられます。
 自己管理能力が若いころと比べて衰える方が多く、核家族化に伴い独居や高齢夫婦のみの世帯が増える、また昨今社会問題化している認知症の存在も糖尿病の管理を難しくさせております。
 糖尿病の治療目標は糖尿病合併症の出現、進展を抑えて糖尿病でない方と同様の健康寿命を確保することです。血糖値の管理はその手段の一つでありますが、血糖の管理を厳格にするあまりに引き起こされる重症の低血糖が問題となっております。とくに高齢の糖尿病患者さんに多く、比較的血糖コントロールが良い,SU薬やインスリン治療を行われている方、腎機能の低下している方がハイリスクとされています。番組では時間の関係で申し上げられませんでしたが、個人的には非常に重要な問題と思っております。
 低血糖の問題は折を見て紹介いたしますが、2016年に高齢者糖尿病患者さんの管理目標が日本糖尿病学会および日本老年医学会から出されており、そこでは重症低血糖を回避することおよび、患者さん個々の背景を考え目標設定をすることが重要とされております。

 FM WINGさんのブログに当院の紹介をいただいております。ご興味のある方はご覧いただきたいと思います。

早期発見が大切です!「こしや糖尿病・内科クリニック」 : Wing Blog(帯広、十勝のラジオ局 FM WINGのBlog)