当院からのお知らせ

夏場のインスリン製剤の保管

2017/07/24

7月に入り本格的に夏を迎えておりますが、院内では夏場のインスリン製剤の保管について紹介しております。
インスリンは蛋白質ですので、生卵を加熱すると目玉焼きになるように、高温下(文献では37℃以上)では変性し血糖値を下げる働きが失われてしまうことが知られています。 


変性したインスリンは、

1.注射しても血糖が下がらない

2.懸濁インスリン(混合型製剤など白く濁った製剤)では、透明になったり、均一に混ざらないことがある

3.インスリンの液が変色する

4.大きな気泡が発生する

などの異常が発生します。 


自動車内に保管して熱変性した事例や海水浴場での事例もあり、数時間高温に暴露されるだけでも熱変性を起こすようです。
異常を確認した場合は、そのインスリンは使用せず、新しいものを使用してください。


保管するうえで

1.車の中にインスリンを置きっぱなしにしない

2.持ち歩くときは冷凍庫で冷やした保冷剤をタオルに包んでインスリンと一緒に保冷バックに入れる

★保冷剤とインスリンは直接触れると故障の原因になります